麦わら帽子の社員らがコツコツ育てたマリーゴールド オレンジの花畑が見頃に 加古川のハリマ化成近く

咲き誇るマリーゴールドの手入れをするハリマ化成の社員ら=加古川市野口町水足

 ハリマ化成加古川製造所(兵庫県加古川市野口町水足)の北側歩道沿い敷地(約1900平方メートル)でマリーゴールドが咲き誇っている。陽光に輝くオレンジの花畑は、2019年から続く地域の風物詩。同製造所は「夏を乗り越え、11月ごろまで楽しめるようにしたい」という。

 同社が地域貢献の一環で花畑を整備。マリーゴールドはキク科の一年草(一部品種を除く)で、近隣住民らに楽しんでもらおうと、同製造所従業員が毎年育てている。

 4月上旬に種をまき、5月下旬ごろ開花。6月上旬には次々と花を咲かせた。今回は生育とともに、さらに見栄えを良くしようと、間引いて間隔を空け、各株が大きくなるよう工夫したという。

 観覧には、同社西側正門前の来客用駐車場(午前8時~日没)を利用できる。(増井哲夫)

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