源頼朝ゆかりの鶴岡八幡宮「神社本庁から離脱することを決断」 宮司が会見で語った理由とは

鎌倉幕府を開いた源頼朝ゆかりの神社として知られる「鶴岡八幡宮」。由緒あるこの場所できょう、会見が行われました。

鶴岡八幡宮 吉田茂穂宮司
「神社本庁との被包括関係を廃止する。すなわち、神社本庁から離脱することを決断したわけでございます」

午後2時すぎ、会見に出席した吉田茂穂宮司は、神社本庁の最高権威である「統理」が「蔑ろにされている」などとして執行部を批判しました。

神社本庁を離脱した理由については、「ここ十数年来、恣意的、独善的状況がみられると受け止められている」「内部から正常化を目指すことは断念せざるを得ない」などと説明。今月3日付けで、正式に離脱したということです。

吉田宮司は現状、神社の運営に大きな影響はないとしながらも、「ご参拝の皆さまにも、引き続きご安心いただけるよう努める」などと話しました。

© TBS NEWS DIG Powered by JNN