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イスラム教最大の聖地、サウジアラビアのメッカで行われている大巡礼で、熱中症などにより550人が死亡した。
サウジアラビアのメッカは17日に気温が51.8度に達するなど、酷暑に見舞われている。
2024年の大巡礼はこの時期と重なり、AP通信は当局者の話として、これまでに熱中症などで少なくとも550人が死亡したと報じた。
サウジ当局は、死者について詳しい発表をしていない。
大巡礼はイスラム教徒の義務の1つで、財力と体力に余裕がある人は人生に1度行なわなければならないとされていて、2024年は国内外から180万人以上が参加したという。