業務上横領の疑いで円満寺の僧侶を逮捕 着服した総額は1000万円以上か 群馬・桐生市

桐生市の寺の僧侶が、檀家から集めた金約28万円を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。着服した総額は1000万円以上に上るとみられ、警察は調べを進めています。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、桐生市にある円満寺の僧侶・生方龍瑞容疑者(49)です。警察によりますと、生方容疑者は18日午前10時ごろ、桐生市の金融機関で寺の口座から現金約28万円を自身の口座に移し替え、着服した疑いが持たれています。

生方容疑者は寺の運営資金として檀家から集めた墓地の利用料などの管理を担当していたということです。寺の関係者は「帳簿を確認したら1000万円近く金が減っていた。裏切られた気持ちでいっぱいだ」と話しています。

警察の調べに対し生方容疑者は、「間違いありません」と容疑を認め、1000万円以上の着服をほのめかせているということです。警察は、動機や余罪について調べを進めています。

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