サッカー日本代表・遠藤航が“パパの顔” オフは「子供と遊んでいることが多い」「来週も家族で旅行に行こうかな」

 イベントで歯の大切さについて語る遠藤航(撮影・伊藤笙子)

 サッカー日本代表MF遠藤航(31)=リバプール=が20日、都内で同代表の公式スーツを手がけている英国高級ブランド「ダンヒル」のトークイベントに出席した。ブランドのロゴが入ったクラシックオープンカーに乗って会場入り。「周りの方もザワザワというか、注目を浴びた。いい経験ができた。乗ってかっこいいと思われる男になりたい」と照れ笑いした。

 サッカー日本代表と「ダンヒル」がパートナーシップを結んで25年。自身がサッカーを始めてからの期間とちょうど重なるという遠藤は「純粋にサッカーを楽しむ気持ちを持つことは大事にしている」と、幼少期から現在まで貫く信念に言及。「ワールドカップ(W杯)でプレーしたい、日本代表に入りたいとは思ってはいたけど、まさかキャプテンになるとは、小さいころの自分は思い描いてなかった。今、日本代表のキャプテンとしてプレーできていることはすごく幸せ」と、夢を超えるサッカー人生を歩んでいる喜びを口にした。

 愛用品についての質問には、サッカーではプレー中に使用するマウスピースを挙げる一方、私生活では「あまりない。物欲がある方ではないですね。普段は子供と遊んでいることが多い」と説明。「来週も国内で、家族で旅行に行こうかなと思っている」と、穏やかなパパの顔をのぞかせた。

 9月にはW杯アジア最終予選がスタート。主将としての働きが期待される。「僕がキャプテンに就任した時にW杯優勝を目指すと公言した。キャプテンとしてしっかりチームを引っ張って、まずはW杯に導ける存在になれれば」と力強く抱負。クラブでの目標も「来シーズンもリバプールでプレーすると思うので、チャンピオンズリーグもありますし、タイトル獲得に貢献できるだけの活躍をしたい」と掲げた。

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