トヨタジュニアW杯2日目が終了 男子4位、女子2位にそれぞれ後退

男子で奮闘した松山茉生。個人戦もトップで最終日を迎える(写真・大会提供)

<2024トヨタジュニアゴルフワールドカップ Supported by JAPAN AIRLINES 2日目◇20日◇中京ゴルフ倶楽部石野コース(愛知県)◇男子6843ヤード・パー71、女子6130ヤード・パー72>

悪天候のため18日の初日が中止となり、19日から3日間の日程で開幕した世界のジュニアゴルファーが集う「2024トヨタジュニアゴルフワールドカップ Supported by JAPAN AIRLINES」。20日に第2ラウンドが行われ、日本は男女とも苦しい1日となった。

参加国は男子が12チーム(日本、スウェーデン、イングランド、南アフリカ、ジンバブエ、韓国、オーストラリア、カナダ、アメリカ、メキシコ、コロンビア、アルゼンチン)、女子が9チーム(日本、スペイン、オランダ、南アフリカ、タイ、オーストラリア、アメリカ、メキシコ、ペルー)。各日、各チーム上位2選手のスコア合計による国別対抗戦となり、個人優勝者も表彰される。

初日、トップの韓国に1打差の2位タイで滑り出した男子は、松山茉生(まつやま・まお、福井工大付高校1年)が7アンダー・64をマークしたものの、外岩戸晟士(ほかいわと・せいじ、代々木高校2年)、武田紘汰(たけだ・こうた、生光学園高校2年)ともに5オーバー・76。首位の韓国に7打差の9アンダー・4位で最終日を迎える。なお、個人戦では松山がトータル11アンダーとし、2位に3打差をつけトップに立った。外岩戸は25位タイ、武田は29位となっている。

「この2日間、いいイメージで回れていますが、明日はビッグスコアを狙いながらも落ちついてプレーしたい」(松山)

初日を首位タイと好発進を飾った女子は、新地真美夏(しんち・まみか、共立女子第二高校2年)が5アンダー、左奈々(ひだり・なな、沖学園高校3年)、がイーブンパー。藤本愛菜(ふじもと・あいな、沖学園高校3年)は15番終了後に腰痛のため棄権となったことから、新地、藤本のスコアが採用され、トータル15アンダーは首位の米国と4打差の2位に後退した。なお、新地は個人戦で首位から4打差の10アンダー・2位、左は9打差の5アンダー・6位タイにそれぞれつけている(藤本の最終ラウンドはチーム戦のみのスコア反映)。

「2日間ボギーを2つずつ打っている。ボギーを打つとビッグスコアになりにくいと思うので、今日ボギー打ったところをパーセーブして、きょうよりもいいスコアで上がりたい。あきらめずに4打差を追いかけ、逆転優勝を狙います」(新地)

【男子・団体戦 2日目の上位成績】
1位:韓国(-16)
2位:米国(-14)
3位:スウェーデン(-12)
4位:日本(-9)

【女子・団体戦 2日目の上位成績】
1位:米国(-19)
2位:日本(-15)
3位:タイ(-14)
4位:メキシコ(-13)

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