使用不能の期間は5年近くに 老朽化で2022年1月から営業を中止している秋田市シルバーエリアのプール 営業再開は26年秋の見通し

秋田市御所野にある中央地区老人福祉総合エリア、通称:中央シルバーエリアは、施設の老朽化により、おととしから温水プールが使えない状態が続いています。

県はプールの営業再開は再来年の秋になるという見通しを明らかにしました。利用できない状態が、5年近く続くことになります

県議会の福祉環境委員会で県が明らかにしたものです。それによりますと、中央シルバーエリアにある温水プールは、屋根などの老朽化のためおととし1月に営業を中止していました。

去年10月に始まった改修工事は来年5月に終わり、その翌月から営業が再開される予定でした。しかし、去年12月になって、当初予定していなかった屋根を支える梁の掛け替えが必要なことがわかったため、工期が当初の予定から1年4か月延び、営業再開は再来年10月になる見通しになったということです。

利用できない状態は、5年近く続くことになります。

1997年に営業を始めた温水プールは幅広い世代に利用されていて、毎年延べ2万人から3万人が利用していました。

県の担当者は少しでも早く利用を再開できるよう努めたいと話しています。

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