【拉致から47年】横田めぐみさん今年で60歳に母の訴え・風化させぬ取り組み【新潟】

娘・めぐみさんは60歳に早紀江さんの訴え

北朝鮮に拉致され、今年で47年となる横田めぐみさんの母・早紀江さんを囲む会が開かれました。

拉致から47年が経ち、めぐみさんは10月で60歳となります。母・早紀江さんと友人で毎月一度開いている「祈り会」。早紀江さんは「救うためにありとあらゆることをしてきた」と言葉に力を込めます。

■横田めぐみさんの母・早紀江さん
「早く元気で顔を見せてくれるように、めぐみちゃんだけでなくたくさんの被害者が、みんなお母さんが待っているので取り返すことが必要なのでそれまで頑張りたい。」

拉致問題の一刻も早い解決への願いは、新潟市議会でも…
■林龍太郎新潟市議
「拉致問題は歴史上の問題でなく現在進行形です。政府から国家の総力を挙げてトップ会談の開催に取り組んでもらいたい。」
■中原八一市長
「政府に対して首脳会談の実現と拉致問題の解決に向けた要望活動を粘り強く続けていく。」

新潟市は、市内の小中学校での拉致問題に関する映画の上映や、作文コンクールへの参加を呼びかけるなど、今後も若い世代が拉致問題を考える機会を提供したいとしています。

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