バレーボール女子日本代表のセッター・関菜々巳(25)が世界最高峰リーグでのプレーを決断した。
千葉・柏井高卒業後、Vリーグの東レでプレー。1季目に新人賞を受賞し、2019年には日本代表に初選出。昨年のパリ五輪予選では正セッターとして活躍したが、2月末に東レを退団。海外移籍を模索していた中で、イタリア1部のイモコ・コネリアーノが20日、関の加入を発表。背番号は東レ時代と同じ6だという。
貪欲に進化を目指す関は、かつて取材に「自分自身のキャリアアップのためというところと、五輪後終わったタイミングがベストかなと思った」と海外移籍を希望する理由を告白。その上で「五輪の時には多分チームは決まっているので、特に次海外に行くから意識するとか、そういうところはない」と明かしていた。
現在は日本代表の一員としてネーションズリーグに参戦している。正セッターの座を岩崎こよみ(埼玉上尾)に譲っているものの「もちろん『コートに立ちたい』という思いは消えていない」と気合十分。20日のファイナルラウンド準々決勝(中国戦)では、どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。