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20日朝、秋田県八峰町の踏切で列車と軽トラックが衝突し、軽トラックを運転していた男性が死亡しました。現場の踏切は遮断機がないタイプのものでした。
警察とJR秋田支社によりますと、20日午前7時50分ごろ八峰町峰浜の萩の台踏切でJR五能線の普通列車と軽トラックが衝突しました。軽トラックは横転し運転していた近くに住む長門清さん(79)が死亡しました。
列車には客2人と運転士と車掌あわせて4人が乗っていて、乗客1人が首の痛みを訴え病院に運ばれました。
JR秋田支社によりますと列車の乗員は「警報器が作動している最中に軽トラックが踏切に入ってきた」と話しているということです。
JRの踏切の事故は遮断機がある踏切では過去5年で10件起きていて、今回と同じ遮断機がなく警報機が付いている踏切では過去20年間で2件目です。同じタイプの踏切は県内に10か所設置されていて、今回の事故の現場は乗用車は通行できず軽乗用車と2輪自動車が通行できる踏切でした。
この事故の影響で五能線6本が運休や区間運休となりあわせて310人に影響が出ました。