宮城県の桜の名所 一目千本桜の酵母でみそづくり 大河原町の新たな名産品に

宮城県の桜の名所、一目千本桜の花びらから採取した酵母を使ったみそ作りが始まりました。

大河原町の新たな名産品を作ろうと、角田市の社会福祉法人が2年前から作っているみそは、おおがわら味噌と呼ばれ地元産の大豆とひとめぼれの米麹、一目千本桜の花びらから採取した酵母を使っています。

施設の利用者らが大豆を1時間ほど蒸す作業などをした後、米こうじ、塩を混ぜ合わせ、みその最大の特徴である一目千本桜の酵母を加えて、最後にみそをこしました。

仕込んだみそは2カ月ほど熟成させて再びこうじを加える独自の製法で、まろやかな味がより一層際立つ風味に仕上がるということです。

社会福祉法人臥牛三敬会阿部信之さん「桜の酵母が入っているので、みそらしい風味の良いみそができ上がると思います。料理に幅広く使えますので、色々な楽しみ方をしていただければと思います」

社会福祉法人では、200キロのみそを作る予定で2025年春に開催される、おおがわら桜まつりで販売する予定です。

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