生徒情報流出で処分検討 札幌市教委、SNSに画像

札幌市立中学校での個人情報の紛失に関して記者会見する市教委の担当者=20日午後、札幌市

 札幌市立あいの里東中(北区)で4月、教諭が生徒の個人情報が記載された資料を一時紛失し、交流サイト(SNS)にその資料とされる画像が流出した問題で、市教育委員会が20日、記者会見し、生徒や保護者に謝罪した上で、紛失した教諭や校長の処分を検討していると明らかにした。

 教諭は4月10日、1年生267人に関する資料を体育館に忘れ、同18日に発見されるまでの間、複数の生徒が閲覧した。今月、X(旧ツイッター)に画像が投稿されていることが判明。個人名はマスキングされていたが「低学力」「親うるさい」などの記述があり、6月6日に削除されたが、別のサイトへの再転載が確認されている。

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