「戦争を生き抜かれたから今ここにおる」中学生が平和の大切さ学ぶ 【佐賀県唐津市】

唐津市の中学生が、戦争や特攻隊についての講話を聞いて、平和の大切さを学びました。

【田中さん】
「ひいじいちゃんひいばあちゃんたちがあの戦争、あの大戦争を生き抜かれた、生き抜かれたからあなたたちが今ここにおるとです」

平和の大切さを学んだのは、唐津市鬼塚中学校の3年生99人です。
生徒たちは、今年9月に多くの特攻隊が出撃した鹿児島県知覧町に修学旅行で訪れる予定で、今回の講和は事前に特攻隊について学んでもらおうと開かれました。
講師を務めた唐津市在住の堀田雄二さんは自身が聞いた戦争の体験を全国で語り継ぐ活動をしていて、当時の特攻隊員の様子を乗り込んだ船の写真などを見せながら説明していました。

【男子生徒】
「戦争はやっぱり怖くて家族の人たちは自分の子供が亡くなってしまったら悲しむと思うので絶対にあってはいけないものだと思いました」
【女子生徒】
「ひいおばあちゃんやひいおじいちゃんが生きてくれたおかげで今の私があるので、今を大切にしていきたいと思いました。」

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