子役出身俳優ユ・スンホが舞台に初挑戦。『エンジェルス・イン・アメリカ』で主人公役

俳優ユ・スンホが舞台に初挑戦する。彼は、演劇『エンジェルス・イン・アメリカ』の主人公、プライアー・ウォルター役に出演を決定し、観客と新たな形で出会う。

同作は、1980年代のアメリカを舞台に、人種、政治、宗教、性向などを理由に社会から疎外された人々の物語を描いた作品。

嫌悪と偏見が蔓延する社会で抑圧された欲望を抱える人々の人生を鋭く描写したこの作品は、1991年の初演以来30年以上にわたって高い評価を受け続けており、現代の社会問題を内包する名作とされている。

ユ・スンホが演じるプライアーは、病に侵され恋人と別れ、余命を過ごす中で現実と幻想を行き来しながら愛を守るために闘う人物だ。

世紀末の社会的規則と衝突しながら罪悪感を抱くも、品位とセンスだけは失わないマイノリティのキャラクターをイキイキと表現するため、ユ・スンホは大胆なイメージチェンジに挑む。

(写真=YGエンターテインメント)

ユ・スンホは、「率直で個性的なプライアーに魅了され、初めて舞台に挑戦することになった。人生と愛のために見えな場所でも自分を証明しようと頑張る彼と仲良くなろうしている。舞台の上で観客の皆さんに新たなエネルギーを届けたい」と意気込みを語った。

多彩な役柄を演じ分け、幅広い演技力で知られるユ・スンホ。舞台の上ではどのような新たな一面を見せるのか、期待が高まっている。

演劇『エンジェルス・イン・アメリカ』は、8月6日から9月28日までLGアートセンターソウル、LGシグネチャーホールで上演される。

(記事提供=OSEN)

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