センバツ8強・山梨学院は実力校ひしめくブロックに 夏の高校野球 組み合わせ決定

全国高校野球選手権山梨大会の組み合わせ抽選会が20日、甲府市・リッチダイヤモンド総合市民会館で開かれ、甲子園を目指す32チームの対戦カードが決まりました。

今大会には34校32チームが出場。各チームの主将らが順番にくじを引きました。

■センバツ8強・山梨学院に実力校が挑む

左側のブロックの第1シードは、選抜大会ベスト8で、春の県大会を制した山梨学院。大会2日目に笛吹と対戦します。

同じブロックには、前回大会優勝の東海大甲府、伝統校の日川、春ベスト4の駿台甲府など実力校がひしめきます。東海大甲府と日川は初戦で激突します。

開幕戦は甲府昭和と青洲のカードです。

山梨学院 中原義虎主将「また(春と)同じように甲子園に行くぞという気持ちでやっている。一番大事なのは自分たちがやってきた野球をすること。(3年生にとって)最後の夏なのでチーム一丸となって全力で戦う」

■選手宣誓は日本航空

右のブロックは、春の県大会準優勝の日大明誠が第2シード。大会4日目に北杜と初戦を迎えます。

昨秋の県大会準優勝の帝京第三は白根と対戦します。

日大明誠 本馬翔太主将「(山梨学院と対戦した春の県大会)決勝も関東大会の花咲徳栄戦も全国レベルの強さを痛感した。自分たちはまだまだだという思いでここまで練習してきた。春(の県大会)は準優勝だったので、ことしこそ優勝して甲子園でプレーするのが目標」

同じブロックには春ベスト4の日本航空が入り、藤森友基主将は開会式で選手宣誓を務めます。

日本航空 藤森主将「高校球児の代表として前に立つので、責任を持ってしっかり選手宣誓をしたい」

今大会は熱中症対策として、試験的に2部制を導入。大会4日目と5日目に甲府市・山日YBS球場で行われる試合は昼間の時間帯を避け、第1試合は午前8時30分、第2試合は午後2時を開始時間とします。

大会は7月7日に開幕し、日程を順調に消化すれば23日に決勝が行われます。

■1回戦の予定

※印は富士吉田市・富士北麓球場

それ以外は甲府市・山日YBS球場

1日目(7月7日)

午前10時30分 甲府昭和-青洲

午後2時 都留興譲館-都留

2日目(9日)

午前8時30分 山梨学院-笛吹

午前11時 駿台甲府-山梨

午後2時 東海大甲府-日川

3日目(10日)

午前8時30分 甲府第一-韮崎

午前11時 身延-甲府商業

午後2時 甲府東-富士河口湖

4日目(11日)

午前8時30分 富士北稜-巨摩

午後2時 甲府城西-甲府南

午前9時30分 日大明誠-北杜※

正午 吉田-甲府西※

5日目(13日)

午前8時30分 日本航空-農林

午後2時 帝京第三-白根

午前9時30分 富士学苑-甲府工業※

正午 韮崎工業-甲陵・塩山・上野原※

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