梅雨入り即大雨に警戒を…中国地方は21日にも“梅雨入り”発表へ 山陰両県は土日に警報の恐れも

20日の山陰地方は雲の広がる天気でしたが、21日にも梅雨入りが発表される見通しとなっています。そして22日(土)から23日(日)にかけては、警報級の大雨となる恐れもあり、梅雨入りしてすぐに大雨への警戒が必要です。
鳥取市では、厳しい日差しが照り付けた前日とは違い、雲が広がりました。19日夕方の予報では、最高気温が35℃、今シーズン初の猛暑日になると予想されていましたが、鳥取砂丘を訪れた観光客も肩透かしのようです。

観光客:暑いね…。(風が)生ぬるいね。
観光客:きのうは33℃とか35℃とか予報されていたけど、そんなに上がりそうにないね。風も吹いているから。

予報されていた晴れではなく曇りとなり、35℃には届かなかったものの、最高気温は31.2℃で、7月中旬並みの暑さでした。そのほかの地域でも、米子で30.8℃、松江で29.3℃など、30℃前後まで気温が上がった上、湿度が高く、じめっと蒸し暑い梅雨入り間近を思わせる天気でした。
九州南部まで北上している梅雨前線が、21日はさらに北上する予想で、島根県西部を中心に雨が降る見込みです。気象台によると、21日にも梅雨入りを発表する可能性があるとしています。
そして島根県では、22日土曜日と23日日曜日にかけて、鳥取県では23日日曜日に、警報級の大雨となる恐れがあるとしています。

© 山陰中央テレビ