環境保護団体「ジャスト・ストップ・オイル（ＪＳＯ）」がテイラー・スウィフトのプライベートジェットにペンキを散布しようとしたが、そこにはなかった。散布したのは別のジェット機だった。英紙エクスプレスが２０日、報じた。
ＪＳＯは１９日に英国の世界遺産「ストーンヘンジ」にオレンジ色のペンキを散布する騒動を起こしたばかり。今回は英国で「Ｔｈｅ Ｅｒａｓ Ｔｏｕｒ」を行うスウィフトのジェット機を狙った。
ＪＳＯは２０日、Ｘ（旧ツイッター）に「数時間前にテイラー・スウィフトのプライベートジェットが着陸した飛行場でジェット機に絵を描いた」として、ジェット機にペンキを散布した動画を投稿した。
ＪＳＯの２人の女が空港のフェンスに穴を開け、滑走路に侵入。プライベートジェットにペンキを散布した。
しかし、エクスプレス紙は「テイラー・スウィフトの飛行機がそこになかったことが明らかになり、この行為は見事に裏目に出た。空港職員は、ポップスターのプライベート機がそこに駐機していなかったことを確認した」と報じた。
２人の女は器物損壊と国家インフラの使用または運営の妨害の疑いで逮捕された。
上級警察官は、エセックス警察は「抗議活動に反対しているわけではないが、犯罪行為が起こった場合には常に行動を起こす」と述べた。
