地域医療連携推進法人 峡南5団体「みなみやまなし」を認定 県内初 山梨県

複数の医療法人などが連携して地域医療を担う「地域医療連携推進法人」に峡南地域の5つの団体でつくる法人が20日、県内で初めて認定されました。

これは20日に開かれた県の医療審議会で了承されたものです。

「地域医療連携推進法人」は地域医療の存続を目的につくられた枠組みで、自治体や法人などが統合することなく参画できます。

県内で初めて認定されたのは峡南地域の5団体が設立した「みなみやまなし」で、飯富病院と身延山病院、身延、早川、南部の3つの町が参画しています。

各病院や町は今年2月に連携協定を締結して準備を進めてきました。

今回の認定により、地域内の医療機関が共同で医療従事者の研修や医療器具の購入などを行い、経営の効率化を図ります。

また、医療機関をまたいだ診療科の再編も可能となるため、診療科の重複を減らして、地域全体を一つの“総合病院”とすることを目指します。

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