「キンキンに冷えてやがるっ…!」名シーン再現可、冷却器が爆誕

大人気漫画『カイジ』シリーズ(著:福本伸行)の名シーンが再現できる斬新アイテム「カイジシリーズ キンキンに冷えたビール製造機」が、量販店「ドン・キホーテ」で6月19日から販売スタートした。

「カイジシリーズ キンキンに冷えたビール製造機」(3685円)

■ たった5分で「キンキン」に!

同商品を手がけたのは、過去にも日本最大の掲示板『2ちゃんねる』(現・5ちゃんねる)の創始者で、「論破王」とも称される西村博之氏の名言をしゃべるメッセージマシン「ひろゆきの論破くん」をリリースするなど、異彩を放つ雑貨を手がけてきた大阪のメーカー「ライソン」(本社:大阪府東大阪市)だ。

今回発売された同商品は、氷と塩を入れて缶ビールをセットし、スイッチを入れるとクルクルと回って急速で冷やしてくれるというもの。

同商品を使うことで、「キンキンに冷えてやがるっ・・・・・・! あ・・・ありがてぇっ・・・! 涙が出るっ・・・! 犯罪的だっ・・・・・・! うますぎるっ・・・・・・・・・! 労働のほてりと・・・・・・部屋の熱気で・・・息苦しい体に・・・1カ月ぶりのビール・・・! 染み込んで来やがる・・・・・・! 体にっ・・・・・・!」という、カイジが労働後にビールを味わう名シーンをいつでも体感することができる。

本体に氷と塩を入れ、缶ビールをセット。スイッチを入れると缶が回転し、ビールが冷やされる

キンキンに冷えるまでの時間も短く、常温から「キンキンに冷えている」と感じる温度(1.5℃)になるまで約3分、氷点下ビールの冷たさ(マイナス1℃)になるまでは約5分と、おつまみを準備している間に、キンキンに冷えた缶ビールにありつけるのだとか。

缶のサイズはカイジがあのシーンで飲んだ135mlから350mlまで対応。電池式なので、夏のレジャーシーンに持ち込めば仲間と一緒に同シーンを再現することも可能だ。

■ 1本の缶ビールの冷たさ、喜び、ありがたみを最高に感じるために企画

今回の企画について同社の広報・三上紅美子さんによると、「『キンキンに冷えてやがるっ・・・! とカイジのようにつぶやきながら、1本の缶ビールの冷たさ、喜び、ありがたみを最高に感じながら味わうために企画しました。缶ビールを冷やす方法はたくさんあると思いますが、氷と塩で冷やす方法を採用したのは、クルクル缶を回す理科の実験のような楽しさもろとも面白がっていただくためです」とのこと。

缶のサイズは、カイジがあのシーンで飲んだ135mlから350mlまで対応

また、「カイジの世界観にひたれるように、本体にはあの名シーンを印刷しております。パッケージのデザインにも徹底的にこだわって作らせていただきましたので、ぜひじっくり見てください。今年も猛暑のようですが、ビールが美味しい季節になりますので、ぜひこれを使って『キンキンに冷えてやがるっ・・・!』と言いながら、みなさんにもビールを味わっていただきたいです」と話す。

『カイジシリーズ キンキンに冷えたビール製造機』(3685円)は、全国の「ドン・キホーテ」で発売中。

取材・文/野村真帆

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