富山市に住む50代の男性がＳＮＳの投資詐欺で10万10円をだまし取られていたことが20日までにわかりました。
富山中央警察署によりますと、１月下旬、富山市に住む50代の男性の携帯電話に表示された「実業家が無料の投資講習会を開催する」という内容の広告をタップしたところ、「株式習得セミナー」というLINEグループの参加画面になり、参加登録しました。
その後、グループ内で“先生”と呼ばれる人物から、投資に関し「テクニカル分析を通じて最も正確な取引指示をして利益を得られます。誰もが満足できる収穫を得ることができます」などとメッセージが届き、ＦＸ取引を勧められました。
Ａさんは取引を行うため、料金取引所カスタマーサービスマネージャーを名乗る者からのFX投資用と紹介されたアプリをダウンロードし、3月26日指定された口座に10万10円を振り込みました。
アプリ上では数百万円の利益が出ているように表示されていたものの、Ａさんは“先生”と呼ばれる人物から、保険解約や金融機関からの借り入れで運用資金を追加するよう迫られたことで不審に思い警察に相談し詐欺に気付いたものです。
