女子日本代表 中国をストレートで下しVNLベスト4進出

【写真:Volleyball World】

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024女子ファイナルラウンドが開幕した。日本(FIVBランキング7位)は、6月20日(木)にバンコク(タイ)での準々決勝で中国(同6位)と対戦。ストレートで勝利し準決勝進出を決めた。

予選ラウンドを8勝4敗の5位でファイナルラウンドに進出した日本は、予選ラウンド9勝3敗4位で通過した中国と対戦。両チームは予選ラウンド第2週マカオ大会でも対戦しており、そのときは日本が3-1で勝利していた。今回、中国は若手主体のメンバーだった。

第1セットは日本が岩崎こよみのサービスエースなどで連続得点を奪い先行。そこから徐々に点差を詰められて20-20の同点とされるが、岩崎のサービスエースなどで突き放し先取した。

第2セットは中盤まで中国に先行を許す展開となるが、荒木彩花に代わってリリーフサーバーで出場した宮部藍梨のサービスエースなどで連続得点を奪って逆転しそのままセットを連取。

第3セットは立ち上がりから日本が主導権を握り先行。あとがなくなった中国が意地を見せ、連続得点を重ね中盤に逆転。そこから互いに譲らず一進一退の攻防となるが、終盤に石川真佑のスパイクと渡邊彩のサービスエースで日本が抜け出すと、最後は石川がスパイクを決め、ベスト4進出を決めた。

VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各地で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定する。また今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあり、予選ラウンド終了時点でのFIVBランキングによって出場国が決定することになっていた。日本をはじめイタリア、中国、オランダが今大会で出場権を獲得している。

■ネーションズリーグ2024女子ファイナルラウンド

準々決勝

日本(FIVBランキング7位) 3-0 中国(同6位)

(25-21、25-21、25-22)

■日本の第1セットスターティングメンバー

山田、岩崎、石川、荒木、林、古賀、リベロ福留

■日本のトップスコアラー(上位4人)

古賀 22得点(アタック21得点、サーブ1得点)

石川 14得点(アタック13得点、サーブ1得点)

林 6得点(アタック6得点)

山田 6得点(アタック5得点、サーブ1得点)

■日本の次戦(ファイナルラウンド準決勝)

6月22日(土)17:00 or 20:30(日本時間19:00 or 22:30)

対戦相手:準々決勝 ブラジル(FIVBランキング1位)とタイ(同14位)の勝者

■次戦のテレビ放送、配信予定

BS-TBS 放送予定

U-NEXT 配信予定

※記事内のFIVBランキングは日本の試合前のもの

VNLに臨む女子日本代表選手のインタビューや対談などが掲載された月刊バレーボール販売中

2024年5月号はこちら

The post first appeared on .

© 日本文化出版株式会社