讃岐がアカデミーコーチを解任、遺失物横領罪に係る被害届が提出…「深くお詫び申し上げます」

[写真:©︎J.LEAGUE]

カマタマーレ讃岐は20日、アカデミコーチの解任を発表した。

クラブの発表によると、アカデミーコーチは遺失物横領罪に係る被害届が出され、警察の取り調べを受けたとのこと。20日に事情聴取を行ったところ、クラブとしても被害届に係る事実があったと認められ、本人も事実を認めたという。

そのため、6月20日付でクラブは契約解除することを決定し、本人に通知したという。

詳細については報告されていないが、遺失物横領罪とは、落とし物などを自分のものにした場合に適用されるものとされ、「1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料」が刑として定められている。

讃岐は「アカデミーに所属する選手ならびに保護者の皆様には、多大なご迷惑とご心配をお掛けすることとなりましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「子どもたちを指導育成する立場にあるアカデミーコーチによるこのような行為は、あってはならないことであり、このようなことが起きてしまった原因、背景について、クラブとして調査確認し、再発防止の措置を講ずるとともに、全スタッフに対して法令遵守の意識の徹底に取り組んでまいります」としている。

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