「飲酒運転を免れるために酒を飲んだ」 事故を繰り返した後 停車して缶チューハイを飲む 広島市中区

TSSテレビ新広島

今月2日、広島市で酒を飲んで運転し事故を繰り返し逃走したアルバイトの男(22)が、飲酒運転をごまかそうとさらに酒を飲んだなどとして再逮捕されました。

警察によりますと、広島市安佐南区のアルバイト・加藤郁也容疑者(22)は、今月2日午前2時すぎ、広島市中区八丁堀で普通乗用車を運転して停車したタクシー3台にぶつかり、そのうち1台に乗っていた男性運転手(66)をけがをさせたのにも関わらずその場を逃走。

さらに約3.5キロ離れた広島市西区三篠北町まで逃げましたが、行き止まりの道に入ってしまいバックしたところ、追いかけてきたタクシー1台に衝突したということです。
(加藤容疑者はこの事故で現行犯逮捕 20日付けで処分保留)

加藤容疑者はその後、車を路上に停め、車の外で缶チューハイ1杯を飲んだということです。
警察は加藤容疑者が飲酒運転をごまかすために酒を飲んだとして、最初の事故とあわせて、過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱とひき逃げの疑いで再逮捕しました。
調べに対し、加藤容疑者は「飲酒運転して事故を起こして逃げたこと、飲酒運転を免れるために酒を飲んだことに間違いない。事故は少し当たった感覚だった。」と容疑を認めています。

警察は、加藤容疑者の車に一緒に乗っていた男性についても飲酒運転同乗罪での立件を視野に捜査しています。

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