奄美地方除く鹿児島県内 線状降水帯発生の可能性 一部自治体で避難情報も

薩摩・大隅、種子島・屋久島地方に6月20日夜から21日午前中にかけて「線状降水帯」が発生する恐れがあり、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

20日午後7時ごろの南さつま市の万之瀬川です。水位が上がり濁流となった川では木も流されていました。九州南部では大気の状態が非常に不安定になっていて、奄美地方を除く県内では20日夜から21日午前中にかけて「線状降水帯」発生の恐れがあります。

降り始めからの総雨量は指宿市で286.0ミリ、鹿児島市喜入で247.0ミリなどとなっています。また現在、「避難指示」が鹿児島市など7つの市に「高齢者等避難」が17の市と町に出されています。

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