同学年の伊藤匠七段に屈す…叡王戦第5局で藤井八冠が敗れ“七冠”に 連続獲得記録22で止まる「終盤ミス多かった」

将棋の藤井聡太八冠が「叡王戦」第5局で伊藤匠七段に敗れて初めてタイトルを失い、七冠となりました。

2勝2敗のタイで迎えていた叡王戦第5局は、先手の藤井八冠が序盤から猛攻してペースを握りましたが、終盤に伊藤七段が逆転し午後6時半すぎに156手で勝利しました。

藤井八冠のタイトル連続獲得記録は22でストップし、七冠となりました。

藤井聡太八冠:
「終盤でミスが出てしまう将棋が多かったので、結果もやむを得ないかなと思っています。私自身も頑張らなければいけないなと思います」

藤井七冠と同学年の伊藤七段は初めてのタイトル獲得です。

藤井七冠の次のタイトル戦は勝てば5連覇で永世称号を獲得する棋聖戦第3局で、来月1日に名古屋で行われます。

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