クレーンで荷下ろし中の作業員が落下 墜落防止措置取らなかった疑いで管理者を書類送検 名瀬労働基準監督署

 名瀬労働基準監督署は20日、労働安全衛生法(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで、徳之島愛ランド広域連合(伊仙町)と、同連合クリーンセンター現場責任者の50代男性を鹿児島地検名瀬支部に書類送検した。送検容疑は2023年9月27日、荷降ろし作業現場で、手すりなどの墜落防止措置を取らなかった疑い。クレーンで作業していた男性従業員が高さ約4.5メートルから落下し、右多発肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷を負った。

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