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ベルギー代表FWのロメル・ルカクは、アントニオ・コンテ監督との再会を望み、ナポリ移籍を希望しているようだ。
先日ベルギーメディア『VTM』のインタビューに応じたルカクは、「サウジアラビアは僕を止めることはできないだろう」、「今後は多くの選手がそこでプレーするようになる」と、サウジアラビアへの移籍に前向きと捉えることのできる発言を残していた。
今シーズン、チェルシーからローマにレンタル移籍したルカクは公式戦47試合に出場し、21ゴール4アシストを記録した。このレンタル移籍には買い取り条項が付帯していなかったため、チェルシー復帰が決まっている。今夏チェルシーはルカクの売却を望んでおり、サウジ方面やナポリ、フェネルバフチェへの移籍が取り沙汰されている。
イタリアメディア『Tuttosport』によると、ルカク陣営とサウジアラビアのクラブは交渉中であるものの、ルカク自身はナポリの監督に就任したアントニオ・コンテ氏との再会を第一希望としており、コンテ監督もルカク獲得を望んでいるという。
相思相愛のルカクとコンテ監督だが、チェルシーの要求する4300万ユーロ(約73億円)の移籍金がナポリの弊害となっており、別のターゲットに移る可能性もあるようだ。ルカクに代わる候補として、スポルティングのヴィクトル・ギェケレシュ、ジローナのアルテム・ドフビク、フェイエノールトのサンティアゴ・ヒメネスが候補として挙げられている。
インテル時代に共闘した過去を持つルカクとコンテ監督。コンテ政権下の2シーズンで64得点を奪う活躍を披露したルカクは、同監督と再会することができるのだろうか。今夏の去就に注目だ。