【大活躍中の注目選手⑧】2人の強打者がついに本領発揮! 巻き返しを図る好調のチームを牽引

日本時間6月19日までの10試合でともに8勝2敗と、低迷していたチームが巻き返しを図っている。その好調なチームを牽引しているのが2人の強打者だ。ツインズのコレアは打率5割超え、メッツのマルティネスは現役最多となる12度目の週間MVPを受賞した。

ガーディアンズが首位を快走するア・リーグ中地区で、今ひとつ波に乗れなかったツインズが10試合で8勝2敗と好調な戦いぶりを見せ、2位に浮上した。そんなチームを牽引しているのが、この間、打率.523、3本塁打、11打点と、強打者としての本領を発揮しているカルロス・コレアだ。

今季のコレアは、5月を終えた時点で打率.259、4本塁打、19打点と低迷していたが、6月7日のヤンキース戦で今季5号アーチを含む2安打2打点をあげると、そこから覚醒。10日から16日までの1週間は、打率.548、3本塁打、9打点、リーグトップのOPS1.447をマークし、自身4度目の週間MVPを受賞した。

なかでも、17対9で大勝した13日のロッキーズ戦ではキャリア初の1試合5安打をマーク。そこから、17日のアスレチックスとのダブルヘッダー第1試合の3回まで9打数8安打を記録するなど、チームの6連勝を牽引する活躍を見せた。

ナ・リーグでは、チーム総年俸がリーグトップながら、東地区で4位と低迷していたメッツが、10試合で8勝2敗として3位に浮上。好調なチームを牽引しているのが、ドジャースから移籍してきたJ・D・マルティネスだ。

マルティネスも5月終了時点で、打率.281、5本塁打、13打点と、チームの期待に応えられていなかったが、10日から16日までの1週間は20打数9安打の打率.450、3本塁打、9打点、メジャートップのOPS1.643をマーク。現役選手では最多となる12度目の週間MVPを受賞した。

まもなくシーズンの折り返し点を迎える今季。勢いのある若手が躍動するなか、実績のあるベテランも調子を上げ、ペナントレースはさらに白熱してきた。次にチームを牽引する活躍を見せる選手は誰になるのか、楽しみはまだまだこれからだ。

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