![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1176568174001767264/origin_1.jpg)
インドネシアで独メルセデス・ベンツの流通を手がけるインチケープ・インドモービル・ディストリビューション・インドネシアは20日、スポーツタイプ多目的車(SUV)の新型電気自動車(EV)「EQE SUV」を発売した。
ドイツから完成車(CBU)を輸入する。納車は8月上旬ごろから開始する予定。
バッテリー容量は90キロワット時で、航続距離は最大566キロメートル。急速充電器の使用により、31分でバッテリー残量10%から80%まで充電できる。最大トルクは765Nm。最高時速は210キロ。税金や車両登録証の取得手数料などを含めたオンザロード(OTR)価格は、28億5,000万ルピア(約2,740万円)から。
今年投入したメルセデス・ベンツのモデル数は、先に投入した内燃機関車2モデルに次いで、今回で3モデル目となった。年内に7モデルをさらに投入する予定だが、いずれも内燃機関車を予定する。
同社によると、メルセデス・ベンツの1~5月の販売台数は955台。うちEVは5%にとどまる。セグメント別ではSUVが50%と最も多い。
EVの現地生産に関しては、2027年の開始に向けて生産するモデルを協議中だという。