ヴァンズ、パリのサクレ・クール寺院にスケートボードランプを設置

ヴァンズ(VANS)が、パリのサクレ・クール寺院にスケートボードランプを設置する。アイコニックな同シューズブランドは、パリ・ファッションウィークで、スケートボードとカルチャーを融合させた数々のイベントを開催し、存在感をアピールしようとしており、その中心となるのが、パリのモンマルトルにあるサクレ・クール寺院となっている。

21日(金)には、同社は音楽の祭典とスケートボードの日を祝い、フランスや世界のアーティストによるパフォーマンスとともにスケートボードのライブ・デモンストレーションを行う。

また、同社のOTW by Vansラインのために、コンクリートと木材、発泡スチロールを使ってポップアップ・スケートパークのインスタレーションを作る予定だ。

ヴァンズのグローバル ・チーフマーケティング・オフィサーのドリーケ・レンクネグト氏はこう語っている。「この機会を利用して、このようなユニークな体験を構築し、意味のある破壊的なストーリーテリングを行うことが、真に違いを生み出し、私たちのブランドを未来へと変えていくものになるのです」「サクレ・クール寺院の正面に据えたスケートができるアート作品は、内部の大理石からインスピレーションを得て作られました」

今年のパリオリンピックの主要な会場の建設に向けて、市内の一部地域が交通規制されていることから、物流面で苦労してきたというレンクネグト氏だが、この挑戦が「最もエキサイティング」な展望になっていることを認め、ブランドの精神の中心にあるものだと話し、それをスケート選手に例えている。「新しい空間を作るのは常に難しいですが、同時にそれをするのは最もエキサイティングでもあります」「オフ・ザ・ウォール(型破り)なことをする時、空中に飛び出す時、安全に着地できるかどうかわからない。だからその姿勢は、若者たちの姿勢でもありますが、かなり決意を固めたものになっているのです」

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