石橋貴明 フジテレビに叱咤激励「最近は元気がない!」「不適切時代代表・石橋貴明が見せつけてやる」

 収録に臨んだ(左から)山崎弘也、満島ひかり、石橋貴明、山下智久、柴田英嗣

 お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明(62)がこのほど、フジテレビ系土曜プレミアム「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(22日、後9.00)の収録後に都内で行われた取材会に出席した。

 「細かすぎて」は同局系の人気番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」内の企画として誕生し、同番組終了後の18年から特番化。企画開始からは今年で節目の20年目を迎える。

 放送を迎えるにあたり「これだけは言おうと、きのうから考えてた」と前置きした石橋は、普段読む新聞に掲載されている「テレビ番組の視聴率ランキングベスト20」に触れ「何カ月かフジテレビの番組がベスト20に入ってない!旧フジテレビっ子としては何やってんだと(思う)」と嘆き。

 番組制作に至っては「みなさん」時代のスタッフも制作に携わっているとし「スタッフやとんねるずの意地。数字が出るとみんな喜ぶんですよ。だから絶対に(視聴率)ベスト10に入れてやる!」と宣言した。

 会見では石橋のフジテレビ愛が止まらず、「最近のフジテレビは元気がない!」ときっぱり。昔との違いを問われると「今から本当に難しいこと言っちゃおうかな」と笑いつつ、「とにかくお祭りごとが得意な局だったんです。そのお祭り事をお祭り事に最近はできなくなってる。『豚もおだてりゃ木に登る』っていう感じで番組を作ってたのに今もう豚がいない!!」と叱咤激励。「だから不適切時代代表・石橋貴明が『テレビとはこうだ!』っていうの見せつけてやる」と“らしく”息巻き、去り際には「ガタガタ言わず見やがれ!」と盛大に言い放った。

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