称名滝で涼 富山空港で今年最高33度

水しぶきで涼をとる行楽客=立山町の称名滝

 20日の富山県内は高気圧に覆われ、最高気温は富山市の秋ケ島(富山空港)で33度、同市中心部で32.3度と今年最高を記録した。氷見市30.9度など2日連続で真夏日となった。

 立山町の称名滝には多くの行楽客が訪れ、日本一の落差350メートルを誇る瀑布(ばくふ)から立ち上る水しぶきを浴びて涼をとった。登山仲間3人で訪れた滑川市の内田雅子さん(77)は「滝の水量が多くて迫力があった。マイナスイオンを浴びて気持ちがリフレッシュできた」と笑顔を見せた。

  ●熱中症5人搬送

 消防によると、富山、高岡、氷見市の10~80代男性5人が熱中症の疑いで搬送された。富山市の20代、40代、80代男性は中等症とみられる。

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