欧州“復帰”の星野陸也が1打差3位発進 川村昌弘74位

カムバックから間もない星野陸也が3位で滑り出した(Octavio Passos/Getty Images)

◇欧州男子◇KLMオープン 初日(20日)◇ザ・インターナショナル(オランダ)◇6914yd(パー71)

今季2勝目を狙う星野陸也が9バーディ、3ボギーの「65」をマークし、6アンダーの3位と好発進した。7アンダー首位のミッコ・コルホネン(フィンランド)とマッテオ・マナッセロ(イタリア)とは1打差で2日目に入る。

星野は肺から空気が漏れる気胸により3月末から戦列を離れ、前週のメジャー第3戦「全米オープン」でカムバックした。復帰戦で身体的な問題をクリアできたため、大西洋を渡って欧州ツアーの平場の大会にも久々に出場。序盤2番でボギーを先行させた後、3連続バーディを決めるなど勢いづき、上々の滑り出しを見せた。

5アンダーの4位にエドアルド・モリナリ(イタリア)ら4人。4アンダーの8位にツアー2勝のカラム・シンクィン(イングランド)ら4人が並んだ。

川村昌弘は2バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「72」で1オーバー74位。金谷拓実は3オーバー117位、桂川有人は4オーバー124位と出遅れた。

今大会は7月のメジャー最終戦「全英オープン」(スコットランド・ロイヤルトゥルーン)の予選会も兼ねており、有資格者を除く上位2人が出場権を獲得する。日本勢は星野と桂川がすでに別資格で出場を決めている。

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