エースの交代に“元エース”が意見した。
現地6月20日に開催されたEURO2024のグループステージ第2節(C組)で、豊富なタレントを擁するイングランドがデンマークとフランクフルトで対戦。18分に主将ハリー・ケインのゴ―ルで先制したものの、34分にモーテン・ヒュルマンにゴラッソを叩き込まれ、1-1のドローに終わった。
【動画】ケインの先制弾&デンマークMFの圧巻ゴラッソ
小さくない反響を呼んでいるのが、大黒柱であるケインの途中交代だ。1-1の状況で、69分に3枚替えを敢行し、オリー・ワトキンスに代わって、ベンチに下がったのだ。
イングランド代表のレジェンドOBであるアラン・シアラー氏は、ガレス・サウスゲイト監督の采配に肯定的なようだ。
解説を務めた英公共放送『BBC』で、「(交代を)しなければならなかった。ハリーは試合に全く影響を与えず、(ポジションが)深すぎてプレーがこり固まっていた」とバッサリ。3枚替えについて、試合中にこう述べている。
「(影響を与えなかったのは)ブカヨ・サカとフィル・フォデンも同じだ。オリー・ワトキンス、ジャロッド・ボーウェン、エベレチ・エゼがデンマークのディフェンダーをかわすだろう。これまでのところ、デンマークにとってはあまりにも簡単だった」
ただ結局、この交代策も実らず。勝ち越し点を奪えなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部