『スター・ウォーズ』に今後R指定の可能性!?

「スター・ウォーズ」シリーズで今後、R指定映画が登場する可能性もあるという。ルーカスフィルムのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるデイブ・フィローニ氏は、マーベルとディズニーが『デッドプール ウルヴァリン』をR指定映画として承認するという驚くべき決定を下したことを受け、「スター・ウォーズ」シリーズでも同様の可能性はあると発言した。

ポッドキャスト番組『ハッピー・サッド・コンフューズド』で、『スター・ウォーズ』でも同じことが起こり得るかとの質問にこう答えている。「もちろん、わからないってことだ」「面白いと思うよ。大事なのは、何をするにしても、本当にうまくやらなければならないということだ」「ジョージ・ルーカスが創作し、1977年の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で初めてスタートしたこの長寿シリーズにはバランスを取る必要がある」「『キャシアン・アンドー』のような最近のスピンオフ番組は、ストーリーテリングを『異なる』方向に持っていったが、『スター・ウォーズ』の根底には、『そこにいる子供たちの想像力』を刺激する必要がある」

さらに同氏はこう続ける。「『キャシアン・アンドー』のような異質なものを見ると、とてもよくできていると思う。(ショーランナーの)トニー(ギルロイ)と彼のチームは素晴らしい仕事をしていて、この作品には市場があると信じている」「また、その観客とともに子供たちの想像力を刺激し続け、彼らが成長し、そのようなものを理解できるようにしたいとも思う」「『スター・ウォーズ』は全体として、『あらゆるタイプのスタイル』にクロスオーバーすることに成功している。それぞれの映画製作者やショーランナーが自分のプロジェクトに独自のスタンプを押す機会を与えられているから、ストーリーテリングが根底にある」「(フランチャイズは) あらゆるタイプのスタイルを包含しており、それを推進する特定のストーリーの創造性が最も重要であり、彼らは自分たちのやりやりすい範囲の中で何かをすべきだ。そうでなければ、誰もがジョージ・ルーカスのふりをすることになるだろう」

しかし、どのような違いがあっても、常に真実である「原則」があるとして「私たちはそれぞれ違う人間だし、それでいい。しかし、道徳的な選択、善良な人間であること、より無欲であること、恐怖を克服することについての原則があり、それはどんなスタイルかにかかわらず、時代を超越している」と語った。

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