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セルビア代表を率いるドラガン・ストイコビッチ監督が、劇的ドローとなったスロベニア代表戦を振り返った。
セルビアは20日、ユーロ2024グループC第2節でスロベニアと対戦。69分にカルニチニクのゴールで先制を許したセルビアは、終盤にかけて猛攻を仕掛けるが1点ビハインのままアディショナルタイムに突入。
このまま試合終了かと思われたが、96分分にラストプレーとなる右CKを獲得するとイリッチが供給したクロスをヨビッチがヘディングでゴール左に流し込み、劇的ドローに持ち込んだ。
かつて名古屋グランパスで選手、そして指導者としても活躍したストイコビッチ監督は、最後まで諦めなかったチームの姿勢を称えた。
「多くの人にとって試合は終わったが、我々にとってはそうではなかった。非常に難しい試合だった。ユーロでは1試合1試合がとても重要だ。私にとって大切なことは、多くのチャンスを作り出せたことであり、それについて選手たちを称えたい」
また、決勝点を挙げたヨビッチについては、「ヨビッチは素晴らしい選手で、彼のパフォーマンスにはとても満足している。彼が得点したことは、彼の自信にもなるし、チームのためにもなる」と賞賛している。