「免疫介在性炎症性疾患」患者のアート作品募集 アッヴィの「パースペクティブズ」プロジェクト

製薬会社アッヴィ(東京都港区)は、免疫介在性炎症性疾患の患者を対象に、アッヴィ アートプロジェクト「PERSPECTIVES(パースペクティブズ)」の作品を12月13日まで募集している。

同プロジェクトは、免疫介在性炎症性疾患の患者が、疾患と向き合いながらも自分の「パースペクティブズ(物の見方や視点という意味)」で捉えた心や体の変化、日々の思いや感じたこと、新たな目標や希望などをアート作品として表現するとともに、作品を通じて、多くの人に疾患について知ってもらうことを目的に実施している。今回で5回目の開催となる。

免疫介在性炎症性疾患とは、免疫応答の調整不全によって組織に炎症を生じる疾患の総称で、関節リウマチやクローン病、潰瘍性大腸炎、アトピー性皮膚炎などさまざまな病気が含まれている。

募集する作品のテーマは「疾患と生きる。私の新たな可能性」で、絵画や彫刻、写真、書道、手芸などジャンルを問わない。審査は美術家や医師、関連患者団体の代表者らが務める。

応募用紙はホームページからダウンロードする。作品の送付先は、郵便番号311-3832、茨城県行方市麻生3447‐2、株式会社DBS ロジスティクスA棟、「アッヴィ アートプロジェクト」。

10の受賞作品を選び、最優秀賞(1人)には、賞状と10万円相当のギフトカード・商品券が贈られる。表彰式は2025年夏ごろを予定している。

© 株式会社共同通信社