エムバペ、トリコロールのフェイスガードは「着用禁止」。フランス代表、EURO今日オランダ戦

お洒落だが…。

ドイツEURO2024に参戦しているフランス代表FWキリアン・エムバペが6月20日、グループステージ2節のオランダ代表戦の前日公式トレーニングに登場し、オーストリア戦(〇1-0)で鼻骨骨折を負った負傷箇所を保護するトリコロールのフェイスガードを着用して登場した。

エムバペはフェイスガードの位置など気にしながらも、冒頭15分のみが公開されたウォームアップでは元気な姿を披露した。また、自身のインスタグラム(@k.mbappe)のストーリーズでも、練習の様子を伝えている。

しかし……。このお洒落なフランス国旗をデザインしたルコック社のロゴの入った特製トリコロールのフェイスガードだが、公式戦では着用できない可能性が高い。いずれにせよ今回のEURO2024では認められないようだ。

『O JOGO』は、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)の規定により、 「競技場で使用される医療に関する着用する用具は単独の色でなければならず、チームやメーカーが識別される情報を表示してはならない」と明記されているとレポート。テーピングや包帯なども該当。このフランスらしい華やかなフェイスガードも、こうした練習では着用できるものの、今大会の公式戦では“着用不可”とのことだ。

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