鼻骨骨折エムバペ トリコロールカラーのフェースガード披露も「試合では着用できない」

エムバペ(ロイター)

欧州選手権1次リーグ初戦オーストリア戦で鼻骨を負傷したフランス代表エースFWキリアン・エムバペ(25)が第2戦オランダ戦(21日=日本時間22日)に出場する見込みとなった。

フランスのディディエ・デシャン監督は20日に記者会見し、鼻骨骨折のエムバペについて「彼は外に出て体を動かした。試合に出場するため、正しい方向に進んでいる」と語った。各メディアによると、20日のトレーニングに参加したエムバペは患部を保護するため、トリコロールカラー(青、白、赤)のフェースガードを着用。自身の顔型に合わせた特注品を試し、第2戦でプレーする準備を整えたという。

しかし、3色プロテクターには問題もあるようだ。スペイン紙「アス」は「最終的にキリアンがピッチに立つとしても練習で見せたフェースガードは着用できないだろう」とし「規定によれば、フェースガードは同じ色である必要がある」と指摘した。その上で「同選手(エムバペ)がサイドラインで練習を行っていたことを考えると(出場には)疑問は残る」と報じていた。

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