「バッグを盗まれた」と通報、虚偽と判明した36歳の飲食店従業員…勤務先のレジから現金2万5000円盗んだ容疑で逮捕「闇金融に借金を返すため」の旨の供述

36歳の男を逮捕、調べをすすめている根室警察署

19日夕方から20日朝までの間、北海道根室市の飲食店から現金2万5000円を盗んだとして、36歳の従業員の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、根室市昭和町に住む36歳の飲食店従業員の男です。
この男は19日午後4時すぎから20日午前7時半すぎまでの間、根室市花咲港の勤務先の飲食店で、レジから現金2万5000円を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、当時、店は営業時間外で、午前8時すぎに出勤し、被害に気づいたた店長が「現金が盗まれている」と通報。
同日朝、男は「バッグを盗まれた」と通報していて、同時に捜査がすすめられる中、男の虚偽通報、盗難事件の店の従業員であることなどが次々と判明し、男の逮捕に至りました。
取り調べに対し、36歳の飲食店従業員の男は「間違いありません」と容疑を認め、動機については「闇金融に借金を返済すため」の旨の供述をしているということです。
警察は男の余罪を含め、引き続き虚偽通報の動機などの調べをすすめています。

© 北海道放送株式会社