アストロズがWソックス3連戦に勝ち越し 好調アルバレスは15号

【アストロズ5-3ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

日本時間6月21日、アストロズは敵地ギャランティードレイト・フィールドでのホワイトソックス3連戦の最終戦を迎え、先制したあとに逆転を許したものの、7回表に一挙4点を奪って5対3で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、借金を5に減らした。アストロズ2番手のテイラー・スコットが1回2/3を無失点に抑えて3勝目(2敗)を挙げ、5番手のジョシュ・ヘイダーは11セーブ目を記録。ホワイトソックス2番手のスティーブン・ウィルソンは4敗目(1勝)を喫した。

初回にヨーダン・アルバレスの15号ソロで先制したアストロズだったが、5回裏にルイス・ロバートJr.のタイムリー二塁打で同点に追いつかれると、アンドリュー・ボーンのタイムリーとアンドリュー・ベニンテンディの犠飛で2点ビハインドに。しかし、7回表にホワイトソックスのリリーフ陣を攻め、ホセ・アルトゥーベとアルバレスのタイムリーで同点、さらにジェレミー・ペーニャの押し出し四球などで2点のリードを奪った。7回裏からはブライアン・アブレイユ、ライアン・プレスリー、ヘイダーと必勝リレーを投入し、5対3で逃げ切り。敗れたホワイトソックスは先発のクリス・フレクセンが6回5安打1失点と好投するもリリーフ陣が踏ん張れなかった。

アストロズのアルバレスは「3番・DH」でスタメン出場し、先制アーチと同点タイムリーを含む5打数3安打2打点の活躍。3~4月はOPS.807、5月もOPS.776と今ひとつ波に乗り切れていなかったが、6月に入ってからは打率.386、6本塁打、17打点、OPS1.263と素晴らしい活躍を見せている。シーズントータルの成績も打率.296、OPS.888まで上昇。故障者続出の影響もあって苦しい戦いが続くチームをキューバ出身の強打者が牽引している。

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