ロイヤルズがスイープ負けを回避 8回裏ウィットJr.が12号決勝弾

【ロイヤルズ3-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

日本時間6月21日、ロイヤルズは敵地オークランド・コロシアムでのアスレチックス3連戦の最終戦を迎え、追いつかれた直後の8回表にボビー・ウィットJr.の勝ち越しアーチが飛び出して3対2で勝利。連敗を3で止めるとともに、3連戦のスイープ負けを回避した。ロイヤルズ2番手のジェームス・マッカーサーが4勝目(3敗)を挙げ、4番手のクリス・ストラットンは4セーブ目を記録。アスレチックス2番手のビニー・ニトーリは決勝アーチを浴び、メジャー初黒星を喫した。

セス・ルーゴ(ロイヤルズ)とミッチ・スペンス(アスレチックス)の投げ合いで始まった一戦は、フレディ・ファーミンが2回表に3号ソロ、4回表に4号ソロと2打席連続アーチを放ち、ロイヤルズが主導権を握る展開に。ところが、6回まで無失点に抑えていたルーゴが7回裏二死からローレンス・バトラーに二塁打を許すと、続くザック・ゲロフに8号2ランを浴び、2対2の同点となった。しかし、ロイヤルズは8回表先頭のウィットJr.が12号ソロを放ち、勝ち越しに成功。この1点を守り抜き、連敗を3でストップした。

3打席目まで無安打に封じられていたウィットJr.だが、同点に追いつかれた直後の8回表、イニングの先頭打者として迎えた第4打席で12号勝ち越しアーチ。MVP争いに加わっている若きスター遊撃手が勝負強さを発揮し、チームを勝利に導いた。今季はここまでチームの全76試合に「2番・遊撃」でスタメン出場し、打率.322、12本塁打、53打点、21盗塁、OPS.921の好成績をマーク。99安打はリーグトップ、メジャー全体でも100安打のルイス・アライズ(パドレス)に次ぐ2番目の数字となっている。

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