降格後初の2号2ランHR&マルチHで1軍昇格へ前進!打撃復調で1軍昇格の大山悠輔に続きたい岡田監督期待の阪神2軍に潜む強打者とは!?

ミエセスが2軍降格後初となる2号2ランホームラン

6月20日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「5番・DH」で先発出場したヨハン・ミエセスは、3打数2安打2打点1HR。2軍降格後初となる2号2ランホームランを放つなどマルチヒットを記録し、1軍再昇格へアピールした。

2回、先頭打者で打席に立ったミエセスは、ソフトバンクホークス先発の板東湧梧の2球目141kmストレートをレフトへかっ飛ばし、フェンス直撃のツーベースヒットを放った。

さらに、6回先2アウト2塁のチャンスの場面で打席に立つと、ミエセスはソフトバンクホークス2番手・鍬原拓也の4球目144kmストレートを捉え、2軍降格後初となる2号2ランホームランを放ち、マルチヒットを記録した。

14日から2軍での調整期間に入っていたミエセスは、課題に挙げるタイミングの取り方を見直す試行錯誤を繰り返し、準備の取り方やピッチャーの投げる前の準備を少し変えたことで、4月29日のオリックスバファローズ戦以来の一発という裁縫の結果が出た。

和田監督も試合前練習でもいろいろ試したり、自主的にロングティーをやったり、状態を上げていこうという姿勢がゲームにつながったと、2軍降格後初となる2号2ランホームランはもちろんのこと、状態を必死に上げようとする姿勢に好評価を与えた。

2軍降格後初となる2号2ランホームランを放つなどマルチヒットを記録し、1軍再昇格へ前進するミエセスには、大山悠輔に続き、打撃の調子を整え、近本光司、森下翔太、前川右京の阪神外野スタメン陣を脅かす存在になってもらいたい。

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