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21日(金)は、前線や低気圧の影響で近畿から関東にかけて太平洋側を中心に雨が強まる見込みです。土日も全国的に雨が降るところが多く、23日(日)は北陸など日本海側で大雨になるおそれがあります。
21日午前6時の天気図です。梅雨前線が東西に長くのびていて、九州の南部には発達した雨雲がかかっています。四国沖には低気圧があります。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州南部では大雨になっています。
気象台は、21日午前5時半前に鹿児島県(奄美地方を除く)に線状降水帯が発生したと発表しました。大雨による災害の危険度が急激に高まっています。
21日午前9時時点で、鹿児島県の指宿では24時間に414.5ミリの雨が降り、観測史上最も多い量となっています。
発達した雨雲は東へと進む見込みです。
21日の雨と風の予想ですが、昼過ぎは東海や関東で雨雲がかかり雨が強まる見込みです。
今後、土曜日と日曜日も広い範囲で雨が降る見込みですが、特に23日(日)は北陸など日本海側で大雨のおそれがあります。
23日午前9時の予想天気図です。日本海に低気圧があり、西日本から東日本にかけては梅雨前線の南側で暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になりそうです。
23日の雨と風の予想では、日本海側を中心に強い雨が降る見込みで、午前中は北陸で雨風ともに強まりそうです。
週末は多くの地域で梅雨入りが見込まれますが、本格的な梅雨のシーズンに向けて大雨に注意、警戒をするようにしてください。