AR搭載のスマート双眼鏡「ENVISION」がクラファンに出品予定 周辺情報のナビゲーションやターゲットロック機能など搭載

by 飯塚直

クラウドファンディングサービス「Kickstarter」でスマート双眼鏡「ENVISION」が、6月25日(火)よりキャンペーンを開始する。1,000台限定で、通常1,199ドルのところを599ドルで購入できるという。

拡張現実(AR)機能を利用した高精度方位・ガイダンス技術により、日中は周辺環境、夜間は星空観察を支援する情報を表示できるのが特徴。

通常の光学双眼鏡として利用できる「Classic Optical Mode」のほか、例えば「Smart Scouting Mode」に切り替えることで、観察目的に応じた周辺関連情報が表示可能となる。

具体的には、ランドマーク、水源、トレイル、避難所など、関心のあるポイントを直接視界に表示するオーバーレイを付与できる。

また、「Envision Companion」アプリと連動して利用する「Guided Navigation Mode」では、アプリで選択されたオブジェクトについて、視野内で方向を示し、1つまたは複数のポイントにナビゲートできる。

同じくアプリと連動した「Shareable Target-Lock Mode」の場合は、視野の中でターゲットをロックすることで、双眼鏡を別の人に渡しても、同じターゲットを共有できるという。

なお、専用アプリとなる「Envision Companion」では、興味のあるオブジェクトに関する情報の表示や、AI音声合成機能を使った読み上げにも対応する。

詳細な技術仕様については、近日公開予定としている。

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