世界レベルの橋竣工、南寧・湛江間高速道路の広西側区間が開通―中国

広西チワン族自治区南寧市から広東省湛江市までの高速道路の広西側区間が18日に開通しました。

中国南西部・広西チワン族自治区の中心都市である南寧市から広東省湛江市までの高速道路(南湛高速道路)の広西側区間が18日に開通しました。

南湛高速広西側プロジェクトの本線は全長186.8キロで、双方向4車線設計が採用され、インターチェンジ16カ所、サービスエリア8カ所、料金所11カ所が設置されています。また、双方向4車線高速道路の技術基準が採用され、設計時速は120 キロとなっています。プロジェクト制御工事の平陸運河旧州特大橋は1回で幅202メートル、重さ1800トンのアーチが引き上げられており、すでに建設された世界最大の全体的な引き上げスパンとトン数を誇る鋼管コンクリートアーチ形の橋となり、中国では世界レベルの橋がまた一つ増えました。

広西チワン族自治区が広東・香港・マカオグレーターベイエリアの交通輸送大通路の構築を加速させる重要なプロジェクトとして、南湛高速広西区間の開通は広西と広東・香港・マカオグレーターベイエリアの相互接続レベルの向上を加速させ、広西の「大きな川と海に通じて、国境と自治区を出て重要な交通ハブを結ぶ」という高速道路のメインネットワークをさらに整備しています。これは沿線農村の振興と地域経済社会の質の高い発展を推進するうえで重要な意義を持っています。(提供/CRI)

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