【MLB】大谷翔平、打率.444に2本塁打でOPSは「1.468」 ベッツ離脱の緊急事態も1番で機能、地元記者も評価「インパクトを残す」

ドジャース大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地で行われたロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場。初回の第1打席に21号の先頭打者本塁打を放った。

大谷はこれでムーキー・ベッツ内野手の故障離脱後1番に定着してから2本目。その他のスタッツでも高い数字を残し好調を維持している。

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■自身7度目の先頭打者弾

大谷はベッツが骨折による離脱後に1番に定着していたなか、先頭打者として初の一発が生まれた。

初回の先頭打者で迎えた打席、大谷は相手先発タイ・ブラッチ投手の4球目のシンカーを振りぬくと、高々と上がった打球はブレントン・ドイル外野手が差し出したグラブを越え、中堅への本塁打となった。大谷の一打は打球速度101.5マイル(約163.3キロ)、飛距離427フィート(約130.1メートル)を記録した。

大谷はこれでエンゼルス時代の2022年5月22日(同5月23日)のアスレチックス戦以来の先頭打者弾で通算7度目。また、マルセル・オズナ外野手(ブレーブス)を抜いて、ナ・リーグ首位に躍り出た。

1番としてチームをけん引する大谷の成績に『ドジャースネーション』のノア・カムラス記者は注目し、自身のXにベッツ離脱後の成績を掲載。

打率.444、2本塁打、出塁率.524、長打率.944、OPS1.468などいずれも好スタッツを記録し、「サンプル数は少なく、会場は(打者有利の)クアーズ・フィールドだが、オオタニはドジャースの1番で即インパクトを残している」と評している。

大谷の1番定着後のロッキーズ4連戦を3勝1敗で終えたドジャース。“新1番”として次は古巣のエンゼルスとの2連戦を迎える。

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