原油先物は小幅に下落、金利巡る見通しなどで

Laila Kearney

[21日 ロイター] - 21日アジア時間序盤の原油先物価格は小幅安で推移している。アジアや米国の金利を巡る見通しが背景。

北海ブレント先物は0013GMT(日本時間午前9時13分)時点で0.11ドル安の1バレル=85.60ドル。米WTI先物は0.09ドル安の81.20ドル。

総務省が21日に発表した5月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は107.5で、前年同月比2.5%上昇した。

また、米労働省が20日に発表した15日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比5000件減の23万8000件と、前週の大幅増から減少に転じた。

一方、米エネルギー情報局(EIA)が20日発表した週報によると、14日までの原油在庫は前週比255万バレル減と、減少幅は市場予想(220万バレル減)を上回った。ガソリン在庫は230万バレル減少した。

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