ひろゆき氏、都知事選で物議「女性の裸ポスター」に「世も末」と苦言「通学路でも剥がすと捕まる」と指摘

東京都知事選(7月7日投開票)が告示された20日、選挙ポスター掲示板に「ほぼ全裸になった女性」のポスターを張ったとして、警視庁は都迷惑防止条例違反の疑いで候補者に警告した。2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之氏)は同日に更新した自身のX(旧ツイッター)で「世も末」と嘆いた。

ポスターは胸や下半身の一部が隠された裸の女性の画像と共に「表現の自由への規制はやめろ」「モザイク解禁」といった文言が記されていた。この候補者は、女性を起用したポスターを他にも複数種類掲示しており、「子どもに悪影響だ」などの指摘が出ていた。 20日夜、警視庁に呼ばれて警告された候補者は「合法だと思っていた。違反であればすぐにやめる」と説明したという。陣営はその後、ポスターの撤去を始めた。

ひろゆき氏は、この裸体の当事者とみられる女性が「本人が自分のポスター貼ってみた」と題して実際に貼る作業の動画投稿を引用し、「『子供が見る』という視点が全くないのか、頭が悪いのか、どちらなのでしょうか?これが合法なんて世も末ですね。」と苦言を呈した。

さらに、ひろゆき氏は、Xユーザーの「これ剥がしたら捕まるんでしょ?」という問いかけに対し、「子供の通学路に貼ってあったとしても、剥がしたら捕まります。」と指摘した。

ひろゆき氏の投稿に対し、フォロワーからは「まじであり得ない」「娘達が通う学校の近くにあったら剥がしたくてむしゃくしゃします!」「法律に不備がある」「表現の自由を履き違えてますね」「選挙がただの売名する場になってきているのは良くないですね」「日本の行末が怖くなって来た」といった意見があふれた。

(よろず~ニュース編集部)

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