SNS使った投資詐欺 被害額は約1,200万円 女性(50代)は「最初の投資で10万円の利益が振り込まれ信じた」長崎

先月、長崎県壱岐市の50代の女性がSNSを通じて嘘の投資話を持ちかけられ、現金約1,200万円をだまし取られる詐欺事件が発生しました。

被害にあったのは壱岐市に住む50代のアルバイトの女性です。

警察によりますと、女性は、ことし4月、インスタグラムでフォローされた自称・大阪生まれ、アメリカ育ちのジャック、日本名・中村志野(しの)を名乗る男性とLINEでやりとりするようになりました。

その中で「100万円で15万円ぐらいの利益が得られる」といったうその投資話を持ちかけられ、先月上旬から下旬にかけて、8回にわたり、指定された金融機関の口座に現金合わせて1,181万円を振り込んだということです。

知人から、警察への相談をすすめられた女性が、先月30日、壱岐警察署を訪れたことから事件が発覚しました。

女性は、最初に50万円振り込んだ際に《利益と称して10万円》が振り込まれたことからうその投資話を信じ込み、その後、百万円単位で振り込んでいました。

警察は、SNSを通じた投資話はまず詐欺を疑うよう改めて注意を呼びかけています。

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